『FOUR SEASONS』

個人的にはこのアルバムがイエモンの中で一番好きだ。

全盛期といえば全盛期時代かもしれない
ただ、一番心に語りかけてくるメロディと歌詞が多い。

吉井和哉の魅力を知ったのもこのときだ。
・Father
・空の青と本当の気持ち
と夢中にさせるナンバーだった。

太陽が燃えているや追憶のマーメイドなどのヒットソングも含まれている。
追憶のマーメイドをラジオかPVでみて、初めてイエモンを知ったんじゃなかったかな？
全体的にメジャーコードをはずしたちょっと寂しい短調はこの頃のイエローモンキーの特徴だ。

Fatherは亡くした父を想って書いた曲だ。
追憶のマーメイドは、スランプの絶頂期に書いたらしい。

吉井和哉らしい歌詞で個人的に好きなもの
“空の青と本当の気持ち”
「そらのあおと、ほんとうのきもちをきみにみてほしくて。。。」
素直に言えない心の内、だけどどうしてもあなたには伝えたいんだよ
といったもどかしさを感じる。思春期の少年の気持ちにちかい？
このギターソロを聞いていると空に羽ばたいている気がする。

“Love Sauce”
「らぶそーすできみをたべる･･･らぶそーすで･･･」
ロビンにしては間接的なエロティック表現。
ストレートな歌詞が多い彼だが、回りくどい詩になると余計にいやらしくなるのはなぜだろう･･･(笑)

“追憶のマーメイド”
「さよなら　まなつにおわるこいよ」
なんだか切ない気持ちになる。
またこの曲の盛り上がりもうまく出来ている。

“Father”
「てをつないでFatherこどものころのように」
きっと、暖かい父を思い出してかいたのでしょう。

1.Four Seasons

2.Overture~太陽が燃えている

3.I Love You Baby

4.Tactics

5.ピリオドの雨

6.Love Sauce

7.Sweet & Sweet

8.月の歌

9.追憶のマーメイド(アルバム・ヴァージョン)

10.Father

11.空の青と本当の気持ち