祖母

94歳になる祖母のところへ弟と。
今年に入ってからケアハウス、いわゆる老人ホームにいった。
祖父が入っていた病院のケアハウスもそうだがどうも特有のにおいがする。
祖母は全く元気なので車いすや体が不自由なおじいちゃんおばあちゃんと違ってとてもはっきりしている。
ただ、最近物忘れがひどくなってきたようで、来た人も名前を書いておかないと忘れてしまうようだ。
名前を忘れられてしまうのは辛いが、まだ孫だというのは分かってもらえているので安心だ。
これが、顔も忘れられてしまうと悲しい。
ボケと、一言でいってしまうと簡単だが段階がいくつもある。
まだ軽度なうちに色々話しておきたいこともあるから、今回は祖母が育った小さい頃の話などこれまで聴いてこなかった話を弟と聞くことができるとてもいい機会だった。
戦時中の話ももう語れる人がいなくなってきてしまった。
中国は北京で戦時中くらした話もとてもリアルだった。
でもそういう記憶ってのはとてもハッキリ覚えているんだよね。
このまま100歳以上まで生きられたらすごいな。
それだけ長生きできるDNAを自分も持っているのかと思うとこの体大切にしたい。

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