仏式

祖父の告別式後、火葬と終え、一通り仏式の葬式を終えた。
仏式についてあまり知らなかったので勉強してみる。

【数珠】
数珠とは念珠ともいい、念仏の回数を数える道具
宗派によって多少の違いはあるが、基本は、念珠の珠は正式には108玉あり、人間には108の煩悩が有ると言われているので、 一つ一つが108の煩悩を司る仏様を表しているため、人間のあらゆる煩悩を念珠が受けてくれると考えられている。

【49日とは】
日本仏教的習俗では、三途の川を渡って長い旅をする。
なのでお葬式の時につける装束を旅装束と呼ぶ
その旅の途中7日を一つの単位として7回お裁きと教えを受ける事になる

最後に閻魔様によって生前の行いを裁く審判があるとされている。
それが終わって判決が言い渡されるのが49日目。
すべての審判が終わった故人の魂は、やっとなくなった人は仏様の世界にとどたどり着くことが出来る。
遺族も「忌明け」として、仏様に世界(極楽浄土)入って安心ということで日常生活に戻ることが出来る。
そこで最後の締めとして親戚 や故人と親しかった友人・知人と故人の功徳が報われて極楽往生できるようにと祈る法要を行う。
これが49日の法要の大まかな意味。

【忌み日と忌明けの法要】
■七日目ごとの忌み日
仏教では、死亡した日から四十九日までは、七日目ごとに忌み日があり、正式には、忌み日ごとに「仏の日」として死者を供養し、四十九日には忌み日が終わったとして「忌明け」の法要を営む。
これは、死者は、死亡してから四十九日間は地獄に落ちるか、極楽往生できるか〈生前の行為によって決まるとされている〉、どちらに行くかが決まらず、成仏できずにさまよっている状態にあると仏教ではいわれているから。
死後四十九日間は、中陰(ちゅうゆう)といい、この期間は、死者は七日ごとに閻魔様の裁判を受ける。
その結果、地獄か極楽行きが決まる。
そこで、死者がよい来世が得られて成仏できるようにと、七日目ごとの裁判の日に法要を営む。
したがって、中陰の期間には、次の忌み日〈七回ある〉に法事を行う。

・初七日(しょなのか)死亡した日を入れて
・二七日(ふたなのか)死亡してから十四日
・三七日(みなのか)死亡してから二十一
・四七日(よなのか)死亡してから二十八
・五七日(いつなのか)死亡してから三十五
・六七日(むなのか)死亡してから四十二
・七七日(なななのか)死亡してから四十九

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